不動産投資で狙うべき注目エリア
不動産投資はエリア選びが重要です。
将来的に地価相場の下落リスクが低いエリアか、上昇を期待できるエリアを狙いましょう。
これから投資用物件の取得を考えている方に向けて、今狙うべき注目エリアを紹介いたします。
都内の人気エリアは無難
都内の人気エリアは抜群の安定性を期待できます。
将来的に日本の人口が減少し、不景気に陥ったとしても安定した収益性とリセールバリューを期待できるでしょう。
取得価格が高い割に利回りは低いですが、資産形成と安定した家賃収入の確保をできるため、長期的な運用であればリスクが低いです。
特に代々木上原、目黒区、渋谷区のブランド力が強い人気エリアがおすすめです。
代々木上原エリアに関しては賃貸物件の空きがほとんど出ないため、売り出し中の投資用物件が出たら低利回りでも検討してみてください。
確実性を求めるなら、東京23区内で賃貸需要の高い人気エリアをおすすめします。
なお、人気エリアでも港区のタワーマンションなど、高所得者しか借りないような物件は景気の影響を受けやすいです。
平均的な所得の人でも借りられる単身用の区分マンションを狙うとよいでしょう。
今後需要が高まりそうなエリア
将来的に地価や賃貸需要の高まる可能性がある、将来性の高いエリアをまとめました。
確実に需要が高まるとは断言できませんが、現時点で人口と賃貸需要が上昇傾向のエリアが狙い目です。
沖縄(那覇)
2013年から2020年の地価公示価格でもっとも伸び率が高かったのが沖縄県で、32.3%の大幅アップを遂げています。
昨今はクラウドソーシングをはじめ、インターネットを活用して場所を問わずできる仕事が増えた影響と、団塊世代の増加で沖縄に移住する方が年々増えています。
今後も人口増加が続く見込みなので狙い目ですよ。那覇の好立地物件は高いですが、東京23区と同様に安定した運用が可能です。
会社員のうちは賃貸経営で運用し、定年退職後には移住や別荘利用を目的に沖縄の不動産を買う人が増えています。
福岡
福岡県は家賃相場の上昇が続いています。その要因は外国人の賃貸需要が増えた影響です。
福岡県の中でも、家賃相場が上昇中のエリアをしっかり見極めるようにしましょう。
ただし、2020年は世界的な経済の停滞によって将来性が不安定になっています。
外国人の賃貸需要を狙う場合は、経済が安定するまで待ってから検討することをおすすめします。
所沢
駅前の大規模再開発が進んでいて、近い将来は大企業の拠点が続々と移転する予定です。
また、所沢は近隣に自然が多いエリアのため、再開発が進めばファミリー層からの人気を集めるでしょう。
すでに一部のエリアは再開発が決まってから大幅に地価が上昇していますが、中心街から少し離れたベッドタウンになりそうなエリアを見極めればチャンスが大きいです。
リニア停車駅
リニア中央新幹線の停車駅はまだ不動産価格への反応が限定的で、この先10年で大化けするポテンシャルを秘めています。
現時点で予定されている停車駅は以下の通りです。
- 橋本(神奈川県相模原市)
- 甲府(山梨県)
- 飯田(長野県)
- 中津川(岐阜県)
- 名古屋
- 三重県(詳細エリア未定)
- 奈良県(詳細エリア未定)
- 新大阪