不動産投資会社が起こした不祥事の事例を知ることは被害を防ぐ一助にもなります。

不動産投資会社による不祥事

不動産の不祥事のイメージ

最近、不動産投資会社の不祥事が発生しております。
こちらでは、不動産投資会社の不祥事の事例をご紹介し、不動産投資を始めるに当たり注意すべき点についてご説明いたします。

 

 

不動産投資会社による不祥事の事例

最近発生した不動産投資会社の事例として、「かぼちゃの馬車問題」「TATERUの通帳かいざん問題」をご紹介しましょう。

 

 

かぼちゃの馬車問題

「かぼちゃの馬車」とは、不動産投資会社のスマートデイズが販売していた女性向けシェアハウスの名称です。
スマートデイズでは、「30年間の家賃保証」と「利回り8%以上」を掲げて、かぼちゃの馬車を800棟も全国の不動産投資を求めるオーナーに販売していましたが、実質利回りが2.5%程度までに低迷したため家賃保証分の損失が発生しました。

 

その穴埋めのために違法建築ギリギリまで品質を下げた物件を近隣の相場と大差ない家賃水準で入居者を集めましたが、思うように入居率が上がらず次第に家賃保証の支払いに困窮、ついには支払いが滞納し、2018年4月に破産に至ったものです(2019年1月現在清算継続中)。

 

この問題は、実はさらに根が深く、入居者として狙ったターゲットは、地方から上京したばかりの女性や、日々の生活に困窮している女性などであり、入居と併せて職業紹介をして、紹介先から紹介料を受け取っていたり、かぼちゃの馬車についても、建築会社から50%近くのキックバックを受け取っていたりしており、オーナーにはキックバック分を上乗せした高額な価格での販売を繰り返していたそうです。

 

オーナーとしては品質の悪い物件を高く買わされ、入居者にはシェアハウス暮らしの夢や希望を失わせるような劣悪な住環境を提供していた、ということになります。

 

シェアハウスの問題点

 

 

TATERUの通帳かいざん問題

東証一部上場企業の株式会社TATERUは、「アパート×IOT」を謳い文句に、最新技術を採り入れた物件を販売して成長をしてきましたが、不正に書類を改ざんして銀行からの融資を引き出したことが判明しました。

 

この件は、預金残高がわずかしかないサラリーマン男性がTATERUの営業マンから1憶円を超える物件への不動産投資を持ち掛けられ、半信半疑で銀行審査の手続きをしたところ、融資の審査が通ったとの連絡が入りました。

 

そこで、この男性が銀行へ提出した審査書類を確認したところ、自分の預金残高が改ざんされて水増しされていることに気が付き、不正申請の事実が発覚したのです。

 

 

不動産投資会社の不祥事の被害に遭わないためには

これらの問題の背景には、一件でも多く不動産物件を売却したい不動産投資会社による悪質な行為が主原因ですが、一件でも多く貸付の契約を取りたい銀行側担当者が融資審査を通すために便宜を図るといった銀行側の問題もありました。
この結果、オーナーと入居者が被害を受ける結果となったわけです。

 

では、このような問題の被害に遭わないためにはどうすればよいのでしょうか?
それは、不動産投資会社が提案してきた内容にウソが無いかを見抜くことであり、具体的には、提案された資料の販売価格や家賃の設定が適正な範囲なのか、提案された利回りが現実的なのかを見極める必要があります。

 

そのためには、不動産投資会社から提示される「物件概要資料」によって、物件の情報を確認し、と想定利回りの根拠資料である「レントロール」をしっかり確認することが大切です。

 

不動産投資は、自分の一生を賭けた投資。
安易な妥協はせず、提供された情報を吟味し足りない情報は自ら集め、じっくりとそれを分析したうえで投資判断をするようにしましょう。

 

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